1947-11-19 第1回国会 衆議院 予算委員会 第23号
政府といたしましては先ほどお話の經濟實相報告書を發表いたしまして、こういう經濟診斷をしたのであります。それに對する應急對策としては、カンフル注射的效果をもつ急を要する八大經濟政策をもつて、この實相を健全化するための對策とする。これは一にインフレを防止するために應急對策として立てたのであります。
政府といたしましては先ほどお話の經濟實相報告書を發表いたしまして、こういう經濟診斷をしたのであります。それに對する應急對策としては、カンフル注射的效果をもつ急を要する八大經濟政策をもつて、この實相を健全化するための對策とする。これは一にインフレを防止するために應急對策として立てたのであります。
日本經濟實相報告書において、國をあげての耐乏生活が國家再建の唯一の方法であると國民に教えております。この危機突破政策を推進するためには、耐乏生活即國家再建のスローガンを高く掲げて、政府は全國的に大規模に一大節約運動を展開しなければならない立場にあるのではないかと、私はこう考えます。
しかしながら政府が少くとも經濟實相報告書において報告なされ、しかも國民に對して非常な耐乏生活を要望されて、一方においては國民が働くことのできないようなシステム、あるいは基準にもつていかれるということは、われわれとしては絶對に了承できないことであつて、きわめて遺憾の意を表したいと思います。
○石原(登)委員 政府御當局の御苦心は今よくわかるのでありますが、つい最近政府で出されました經濟實相報告書、あれは國民が異常な關心をもつて讀ましていただいた。國民の多くはあれを見まして非常にびつくりいたしております。
○林(百)委員 この二千四百カロリーを保持することは、いろいろの情勢から不可能だという説明であつたのですが、これは政府の經濟實相報告書によりましても、戰前の日本人は老人から子供を平均して二千百五十カロリー、これは老人も子供も入れてのカロリーですから、これがやつと、われわれの通常の健康を維持していく程度のカロリーだと思うのであります。
片山内閣におきましても經濟實相報告書を發表してから、經濟緊急對策八項目とか、あるいは物價體系とか、いろいろ施策をやつておられますが、鐵道においてはあの實相報告書をお出しになつてから今日まで、何ら國民に對して明示しているものがない。會期も今日で終りますが、はたしてこの四十日の延長の期間において、國鐵再建の見透しの案をこの委員會にお出しになる御意向があるかどうかということをお聽きしたいのであります。
官有林においてもあなた方は經濟實相報告書の中に言つておるではありませんか、昭和十四年、十五年においては四十九萬町歩から造林しておつた。
○村上義一君 七月四日に政府が發表せられた經濟實相報告書、この中には、日本再建の基盤である交通運輸の實況については殆んど何ら觸れなかつたのであります。若干の説明は勿論ありましたが、凡そポイントを外れた文字のみでありました。然るに今囘運輸省から提供せられましたこの實相報告書は、國鐵に關する限りにおいて要を盡しておると思うのでありまして、御努力に對しては私は深く敬意を表する次第であります。
それは經濟實相報告書によりますと、明年の渇水期は、今年よりもさらに強度の電力飢饉に見舞われ、全産業を痲痺状態に陷れる危險があるということを申されておるのでありますが、經濟安定本部のお見透しというものはいかなる見透しでこれを書かれたか。これが第一點であります。
次に、榊原委員から厚生大臣に對して經濟實相報告書に基く質問がありましたが、質問の内容をよく理解してもらうために、あらためて榊原委員から質問の概要を述べていただいたらどうかと思います。
先般政府が發表いたしました經濟實相報告書にも明らかにされておる通り、わが國の生産力の根源でありまする勞働力は、戰前の三分の一程度に下つております。
これはただいま讀み上げました決議案文自身が、この案の内容を大體説明していると思うのでありますが、先般發奏になりました經濟實相報告書、これにはいろいろ非難の點がありましようと思いますけれども、大體これがうたつているように、ただいま生産は停滯しておりますし、食糧ははなはだしく不安である。
○石田(博)委員 次には勞働の生産性が現在非常に低下しておるということは、先般の經濟實相報告書においても明らかなることだろうと思うのでありますが、勞働生産性の低下の原因について經濟實相報告書は、主として勞働者側以外の條件に生産性低下の全責任、全原因があるように書かれておる。
食生活におきましては、經濟實相報告書の示すところによりますれば、六大都市の民衆に配給されておる熱量は、わずかに千百五十カロリー、蛋白質は三十グラム。一般的に見まして、食生活の窮乏は申すまでもないことであります。住宅の問題について考えましても、採光、通風、まことに遺憾な状態における住宅に幾多の國民が生活しておる。しかもごく狹い所に多数の者が雑居しておる。
ところで鐵道當局におかれては先般たいへん詳しい状況を經濟實相報告書の中に御報告になつておりますし、その以外にもさらに特に鐵道白書を出して、實際をわれわれにお示しくださるということなので、實はそれを拝見してからいろいろお聽きしたいと存じておつたのであります。
寺本 齋君 八木 一郎君 田口助太郎君 野原 正勝君 森 幸太郎君 坪井 亀藏君 的場金右衞門君 山口 武秀君 中村元治郎君 出席國務大臣 農 林 大 臣 平野 力三君 國 務 大 臣 和田 博雄君 ————————————— 本日の會議に付した事件 政府提出豫定の法律案及び經濟實相報告書
政府提出の豫定の法律案及び經濟實相報告書の概要について、委員諸君より發言の要求がありましたので、これを順次許します。小林運美君。